みんなの「はじめてのアイマス動画」その4

 前回に引き続き、皆さんの「初めてのアイマス動画」をご紹介。
・前回:みんなの「はじめてのアイマス動画」その3 - はてなで留まってすぐ溶解

 アンケートはまだ開催中。
・『はじめてのアイマス動画』アンケート




 小魚Pが作ってくださった放送リストはこちら




それでは、いってみましょう

○【楽譜ありマス】アイドルマスター 蒼い鳥 (M@STER VERSION) ピアノ独奏

どんな経緯でこの動画に出会ったのかは忘れましたが,私が「蒼い鳥」と千早,そしてアイマス界へとハマるきっかけになった動画です。

あと,ピアニート公爵の楽譜に「アイマスをプレイしてない人はこの曲弾いちゃだめだかんね!」と書いてあったので,仕方なく,仕方なくXbox360アイマスを買って,現役でプレイ中ですが,これが結構面白い。後悔は全くありません。

 『蒼い鳥』の曲の完成度の高さはアーケード版の頃から話題になっていたとか。その『蒼い鳥』の『演奏してみた』です。アイマス曲の『演奏してみた』では最高峰。ピアニート氏は「伯爵」→「侯爵」→「公爵」とランクアップして行き、現在ではこのお名前に落ち着きました。
 
 その後、『歌をつけてみた』作品も多数。



アイドルマスター 春香 ”Come To Daddy” Aphex Twin


 ELECTRONICAエレクトロニカ)楽曲を用いたアイマス動画、いわゆる【NIC@_M@STER】です。選曲もどんどん自由に。



ふたりのもじぴったん

コメントがとにかくたのしそうでした!

 ようやく08年に突入。アイマス動画が流行し始めて1年も経つと過去作品へのリスペクトを込めた動画やオマージュ動画が増えていきました。こちらの『ふたりのもじぴったん』も、『やよぴったん』『ちはぴったん』等、過去の名作へのオマージュ。



アイドルマスターiM@S KAKU-tail Party 2」 Second night - side E

当時ちょくちょくのぞいていたブログさんがカクテル2の全作品を紹介していて、そこまで書かせてしまう動画ってどんなだろ?と思ったのがきっかけ。

特にこの組のかきPとorgonePの映像に魅せられてしまいました。

動画以外の点で言うと、コメントでわいわいみんなが楽しそうに遊んでるのが印象的でした。そういうコミュニティ性にも惹かれたのもニコマスに嵌っていくきっかけになりました。

 コミュニティの繋がりが密になり、合作作品や動画製作企画が多く行われるようになっていきました。『iM@S KAKU-tail Party』はその中でも最も人気のお祭りの一つ。

・参考:iM@S KAKU-tail Partyとは (アイマスカクテルパーティとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 言及しておられる「かきPとorgoneP」のパートは2:22と6:25から。
 こういったお祭りが持つ「なんだか皆で楽しそうな界隈」というイメージはコミュニティ外部の人を排除する側面もありますが、実際には、毎回斬新なアイディアが生まれ尚且つその動画製作者の特徴が色濃く現れるという、アイマス動画への入り口として実によくできているイベントになっています。



アイマスで分かるソ連権力闘争 その5

2chの軍事板FAQまとめサイトで、トロツPのアイマスで分かるソ連権力闘争シリーズが紹介されて、そこでアイマス及びニコマスを知った。

アイマスを知らなくても面白かったが、より理解するために後から他のニコマスを見始め、1年後にはアイマスSPを購入。

今ではトロツPをリスペクトして、自分も教養講座を作るほどのPになりました。

 いわゆる【アイマス教養講座】です。07年-08年の変わり目辺りからこういった「アイドルを使ったオリジナル・版権ストーリー物、解説動画、ネタ動画」が増加していきました。教養講座はその一つ。
 当時は「こんなのアイマスじゃない」と言われていましたが*1、現在ではアイマス動画のスタンダードの一つとして地位を確保しています。



アイドルマスター shiny smile SEXTET VERSION

この作品を拝見する前からアイマス動画はいくつか見てはいました。でも「ハマる」というところまではいかなかったんですね。この動画がXbox 360アイドルマスターL4Uを購入する動機となり、背中を押してくれました。

ある日、L4Uの店頭用PVがニコニコにupされたんですよ(おそらくsm2251189)。その「shiny smile」が耳なじみがよくて、なんとなくティンときたんです。でも購入には至りませんでした。それでも「shiny smile」はお気に入り楽曲だったので何回もリピートして視聴しました。

で、ある日、(sm2799831)がupされました。もうこれが凄かったんです。野外ステージで踊るマーチングバンド衣装のアイドルたちの輝きは実にまばゆいばかりです。こちらもすぐにお気に入り作品になりました。

で、たまたまある日地元のソ◯マップに行ったら、アイドルたちがあの店頭用PVが流れてるじゃないですか。脳内であの作品(sm2799831)とシンクロするんですよね。そこでの彼女たちもやはりとても輝いていてとてもキュートで…。しばらくニヤニヤしてました。ソフマ◯プからの帰り、袋の重さで手が痛かったのはいい思い出です。

 箱○、重いですよね(笑)
 ニコマス初期からハイレベルなアイマス公式曲MADを作り続けておられるねこPの作品。その高い技術力で、「MADなのか公式によるPVなのか」が見分けづらい自然なMADを作ることに定評があります。

 「sm2251189」はこちら。

 『shiny smile』は明るく朗らかに明日への希望を捨てずに走り続ける少女を歌った、『アイドルマスターLive for you!(L4U)』の主題歌です。聴いていると自然と元気になれる、とてもアイマスらしい一曲。



○【アイドルマスター】 とかち未来編


 とかち界隈にて素晴らしいRemixを作り続け一時代を築いた『未来派先生』と、自作3Dモデルを用いて「すわいい(すごくてかわいい)」動画を大量に製作した『友P』のコラボレーションです。当時はこの奇跡のコラボに感動したものです。

 いわゆる『祭り』がなくても、こうやって自然な形で様々な動画製作者達が合作を行うようになっていきました。

 その後、未来派先生に憧れてアイマス曲Remixの道へ入った『TPTP』とも盛んにコラボが行われます。三人合わせて「とかち三賢者」とも呼ばれました。



○[愛m@s24]KAKU-tail Survival in24

・[愛 m@s24]KAKU-tail Survival in24

アイマスは知っていたもののアイマス動画についてあまり知らない頃、この作品でアイマス動画の多様性とか可能性に感動しました。

ここから参加Pの作品をたどっていくうちにハマったので、本格的にハマったきっかけはカクサバです。

 アイマス動画界隈を賑わす二大製作祭り、『iM@S KAKU-tail Party』と『im@s MAD Survival Championship』のコラボレーション企画です。視聴者参加型の投票も行われ、多くの人を巻き込んで大盛況となりました。

 『24時間アイマスTV』は本当に「アイマス動画を24時間作って流し続けてみよう」というとんでもないイベントでした。この大規模イベントから生まれた名作も多数。



○週刊アイドルマスターランキング 春祭りアイドルスペシャル Part1[H.264]


 初代『週刊アイドルマスターランキング』編集長(というか殆どをたった一人で作っていた)桃月Pは07年の年末で引退。その後は『週刊アイドルマスターランキング編集部』が製作を引き継ぎました。こちらは桃月P引退から半年後に行われた季刊イベント。



○【7月2日は】千早百面相【千早記念日だったかも!】

世界に愛があることを確信しました。

 千早が好きで好きでしょうがない病気の人、時雨Pのスロットル全開作品。驚きの1072秒。
 アイマスのアイドル達は本当に可愛くて、こうやって「1フレームずつ愛する」ことは日常茶飯事的に行われています。



メビウス中隊が真の誕生祭に参加するようです(予告編)

gouzouさん、いつもながら乙です!

正直アイマスみたいに女の子ばっかりで売っている作品が好きではなかったので、ずっとスルーしてたんですが、エスコンつながりでたまたま視聴したこれに引っかかりました。お祭りの気分に当てられたおかげもあってアイマスを観る目が180度変わって今に至ります。

後は曲(relations)で美希に惹かれお定まりのパターンにw

 ありがとうございます。以前お聞かせいただいたお話から察するにTomさんでしょうか。

・参考:ClubNight's PreTalkSession D - Damehumanoid 曰く

 やはり『エースコンバット6』とのコラボレーションは衝撃的でした。ここから入った方も多数いらっしゃるのでは。特にこのコラボを題材としたMADは何故か非常にクォリティの高いものが多く、是非オススメです。



○【アイドルマスター】なんか千早が北海道に行ってたみたいです その6

それ以前からアイドルマスターの曲そのものは知っていたのですが、ゲーム本体やキャラ設定等はまったく知りませんでした。はじめてキャラに触れたのは、この旅m@sの動画で、ゲームキャラをこうやって使用するのか等、その世界観を垣間見てから、多数の作品を見て、今では自分でも作品をつくるようになりました。

 アイマス動画のいわゆる本流からはかなりかけ離れていますが、こういうところから入って来られる方もいらっしゃいます。アイマスのアイドル達による旅行記という動画、今では【旅m@s】と呼ばれるジャンルの動画です。もう、なんでもあり。

 こういったバラエティの豊かさこそが、アイマス動画に様々な趣向を持つ人を取り込む原動力になっているはず。



アイドルマスター 春香 「gravitation」

映像として美しい作品が好きでアイマス動画が気に入り始めていた頃にこの作品を見て、赤いドレスへの変身シーン、月光に照らされるシーンの二つにノックアウトされました。

 絵画のような空間演出が素晴らしい作品ですよね。「バラエティの豊かさ」だけではなく、こういった「美しさ」で人の心を捕まえる作品も当然のように多数あるのがアイマス動画の魅力。他にも「ノリの良さ」や「メッセージ性の強さ」など、アイマス動画の根源的なパワーは様々な人をまだまだ捉えられるはずです。



○【アイマス×メガテン真・女神転生 第二十一話

女神転生でタグ検索していて引っかかったのがこの動画。

アイマスそのものはそれ以前にスパロボの戦闘BGM差し替え動画(ねももPのsm578625)で聞いたrelationsで楽曲を意識したのがニコ動でのファーストコンタクトでしたが、本格的に興味を持ったのはリカジャPの真女神転生とその前作のペルソナの架空戦記です。

最初は原作シリーズの設定理解や解釈に感銘を受けていたのですが、後にアイマスそのものの知識が増えてからはお互いの設定のすり合わせの巧さに驚かされるばかりでした。

そんな感じで今では架空・ノベマス中心にニコマスにハマり込んでいる次第です。

 『真・女神転生』の原作を見事に利用した脚本、飽きさせないストーリー構成、そして凄まじい更新速度で人気を博した版権付きストーリー動画、いわゆる【iM@S架空戦記】です。特に更新スピードに関しては一種の伝説と化しています。お話の展開もクォリティ高く、是非追いかけていただきたいシリーズ。

 「ねももPのsm578625」はこちら



○蒼海の歌姫或は千早の航海日誌

1.潜水艦映画大好き

2.Uボートでタグ検索

3.PCゲーム「サイレントハンター」プレイ動画にハマる

4.他動画でネタにされてた本動画に興味を持つ

5.面白いので元ネタわからないまま28話まで見る

6.28話で「隣に・・・」が流れる

7.桃邪気Pの動画へ誘導

8.こんにちは新世界

こんな感じです。

 現在では本当に様々な作品とコラボした【iM@S架空戦記】があります。コラボの数だけ新世界への入り口。本当に素敵な世界。
 

 「桃邪気Pの『隣に・・・』」はこちら。

 ずっと評価されるべき。





 以上までがアンケートにてお答え頂いた分のご紹介でした。最多得票でも4票というばらけ振り。素晴らしい。この多様性こそがスバラシイ。もっと広がれ、もっと広まれ、もっと多くの人たちとこの祭りを楽しみたい。


 アイマス動画は終わりません。まだまだ。願わくばこの幸せができるだけ長く続きますように。


 というわけで、皆さんどうか佳いアイマスライフを。

*1:今でもそういう声は根強い。理論的に考えればアイマス動画なんてのは9割がた「アイマスじゃない」ので意味の無い言葉ですが。