小樽の寂れた商店街で宇宙一の餃子と唐揚げを食す
最近、札幌での食事ネタを続けましたが、行って来たのは札幌だけではありません。先月は高校時代を過ごした小樽にも行き、仲間内では日本一美味いと言われていたギョーザと鳥のから揚げを食べてきました。
その店は、小樽の中心部、どの駅からも遠くて観光地としても見るべき場所が何も無い、地元の人でも周辺に住んでいなければ寄り付かないような寂れた商店街、『花園商店街』にあります。
その商店街の大体ど真ん中、本当に営業しているのかどうかも怪しい、場末のキャバクラや雀荘もかくやと言わんばかりの古ぼけた店、『五香』(ウーシャン)。ここが本日のメインステージ。
営業は12時からという、とってもユーザーフレンドリー(皮肉)なお店です。
古生代にでもタイムスリップしたかのようなこのボロっぷり。100歩譲っても昭和40年代です。
しかしこの先に世界一美味い餃子があるのです……!
マジで凄い。凄い美味いよ
○餃子(麺類)
まずはこのメニューをご覧下さい。
焼きギョーザ520円という値段はともかく、なんと「麺類」に分類されているんですね。嫌がおうにも期待が高まろうってもんです。もう頭の中まで涎でじゅるじゅる。
そしてそしてそして
うひゃふおぅおおおおおおおおおおおおおおぉ〜う!!!
来た来た来た来たあああああああっ!!!!
これこれ! これぞ銀河一ウマいギョーザなり!
湯気で曇ってよく見えないけど見ておくれこの皮の厚さ! モッチモチや! もっちもちやで!
分厚い皮をもっちりむっちり噛み破ると熱々の肉汁がどっぴゅっしゃー!っと!
脳髄まで汁に浸って気絶! これが宇宙一美味い餃子なり!
○青炸鶏(とりのから揚げ)
餃子を食べ終わる頃には、ようやく同時に頼んだ鳥のから揚げがやってきます。
1,250円。少々お高いですが、実際には3・4人で食べるという中華皿です。余ってもおばちゃんがタッパーに詰めてくれるので安心安心。
そして。
おしゃびゃびゃばばばばばうしゃしゃしゃっしゃーーーーー!
朦々と立ち込める湯気に乗った大蒜と葱と鶏の香りで五里霧中じゃあ!
うしゃしゃ!タレをかけてね!うしょしゃ!
んみゅぉふううううおおおおおおおううううううう!
ジュクジュクの衣にネギ甘酢のタレが絡んでジューシーポーリー!
これこそ宇宙一の鳥からじゃ!
世間一般じゃあ『王将』やら何やらと評判のようですね、