原点
私がニコマスに嵌った理由
id:gigirさんがMADの形態/手法の観点から見たアイマスMADの発展・拡張の経緯を纏めようとしておられるようです。
サクラバさんによる伝説の論文もそうですが、こういった歴史経緯のまとめは非常にありがたいので応援しております。
それにしても懐かしいですな〜、３月から５月期のカオス時期。
実のところ、私がアイマスMAD。今で言うニコマスに嵌ったのは５月からでしたね。
それまでは全くアイマスには興味がなく、「パイ……タッチ？ なんじゃこの変態ゲームは。こんなんがあるからオタクが一般人から奇異の目で見られたり、日本人が海外から白い目で見られたりするんだ！ プンプン！ ……でもちょっと面白そうだな……でも一度見ちゃったら嵌って抜け出せそうに無いしな……」といった印象しか持っていませんでした。その頃は専ら「真赤なあああああああ誓いいいいいいいい！！！」とか「MOTTO!!MOTTO!!」とかやってましたね。
そこで出会ったのがこの動画
しかもこの動画そのものではなく、コメントが付いた状態でyoutubeにUPされていたものでした。当時は「ニコニコ動画コメント付き」シリーズや「ニコニコ名作劇場」シリーズなど、コメント付きの動画がようつべにUPされることが多かったんです。多分、アカウントを持っていない人はニコニコ動画に入れなかったりしたのがその原因。youtubeではもう削除されていますが。
youtubeでこの動画を見て、直ぐにニコニコに戻ってmmtsgzkwys氏の『エレクトロ・ワールド』やらExceptionError氏の『蒼い鳥 M@STER VERSION』やダムPの『月下祭偽pv ver2』を観て、どんどんこの世界に傾倒していったのです。
つまり私は『一次創作としてのアイマスの、二次創作のMADを、三次創作として纏めた動画に、コメントという付加価値を付けてようつべにうｐした四次創作』からアイマスに嵌っていったわけですね。
というか、そのyoutubeの動画をDLしたものを久々に観返しましたけど色々新鮮ですね。「アイマスって１００本も動画あるのかー」とか（実際には当時既に４０００本のアイマス動画があったらしい）「この歌ってアイマスに収録されてるの？」などなど今では絶対無いようなコメントが飛び交ってたり、オンナスキーP＝『やよいにπタッチする人』という認識しかなかったり（ちはぴったんややよぴったんがオンナスキーP作と知っている人は極少数。というかMAD製作者を意識するコメントがほとんどありませんでした。多いのは未来派先生くらい）……あー、なんかまたさらに自分の中のアイマス熱が高まってきそう。
はじCさんがアイマスに嵌ったきっかけが敷居さんに見せられた『psps』だったり、わかむらPがアイマスに嵌ったきっかけが確かとかちだったりするらしいのですが、いろんな人の『アイマスに嵌ったきっかけの動画』を知りたいですね。きっとそれは特に愛着のある一本のはず。それが後のアイマス界隈での活動に影響を与えてたりして。実際、私もいつの間にやら紹介をする側に回ってしまっていますからね。皆さんの『これ見てアイマスに嵌ったわ』な一本を教えていただきたいです。
ていうか皆、ノーマルPV見ようぜ
みるたんぷらさんによるまとめの中で気になったのがgigirさんのこの言葉。
gigir: あまりにも前提過ぎてアイマス動画の魅力を支えているのは元の素材であるノーマルPVの魅力が語られる機会がほとんどなかったように思う。それが、ニコマスの中の人と外の人の温度差になっているのではないか。
確かにそうかもしれませんね。MADの魅力とそれを作る労力、技術、センスの凄さにとらわれ過ぎて、大事な本家ノーマルPVはDLCの時くらいにしか盛り上がらない。いつかぐらすPが「みんなもっとノーマルPVをUPするべき」と仰ってましたが、私からすれば「みんなもっとノーマルPVを視聴するべき」ですね。そういえばこの問題は先日引退なさった最東みんくP絡みで一悶着ありましたが。ともかく『im@sノーマルPV』は今こそ再評価されるべきですよ。みんな華やかでランキング上位に上がってくるMADに目を奪われるかもしれませんが、ノーマルPVだって捨てたものじゃあなくて十分楽しくて面白い。
だってあれ、本物のプロが作ったものなんですからね？
ほら。今ならこんな素敵な動画も上がっていることですし。
ふーりP
やよい研究 「スモック＋おしゃぶり＋よだれかけは臨界点」
『Do-dai』は最近MMDによるダンス等で注目を浴びている感じがしますし。
ゆーむP
アイドルマスター Do-Dai＜A＞ 幼稚園セット あずさ
どーだい？ 楽しそうだろ
