たまに何か書かないと自分が何者なのか分からなくなる

同人,東方,アイドルマスター,ニコニコ動画

1.あ、どうも、ニコ厨でにわか東方厨というけしからん奴です。ついでに重度のアイマス厨です。すみません。

本日のお話はこの記事について

東方はもはや同人ではない
http://d.hatena.ne.jp/inuinu_for_Writer/20080826


はてなブックマーク 東方はもはや同人ではない - 東方中毒患者の戯言
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/inuinu_for_Writer/20080826


え、マジっすか。マジなんすか。色々と。

 私、超地方の超小さいイベントに『買う側』として何度か『参加』した事くらいしかない人間なんですが、「同人イベントは×『お客様』○『参加者』」っていうのはオタクにとって前提じゃないんですか? え、マジ?

 元記事のコメント欄でid:y_arimさんが仰ってますが、そこに居る人を「客」と規程した時点で壁ができてしまうんですよ。上とか下とか同レベルとかいう問題じゃなくて、「買ってあげる」「買ってもらう」「売ってあげる」「売ってもらう」という関係になってしまうから、『同好の士』が行う「この絵どう?」「このカップリングどう?」「このエロさどう?」っていう共感の関係からどうしても一歩か二歩遠ざかってしまう。意識の問題に過ぎないんですけど、ここ結構重要。

 id:inuinu_for_Writerさんはすごくディープでリテラシーの高い東方オタでいらっしゃるようなので、元記事もそれを前提とした発言だと思ったんですが、id:y_arimさんは「違う」と……。え、マジ? オタクに幻想持ちすぎっすかね自分? 

 となると、コミケワンフェスなどの超巨大な同人イベントとかどうなんでしょう。「なのは」「型月」「エヴァ」「セラムン」等などの細かいセクターに分かれるとしても(というか、これらの界隈だって、東方に負けないほど大きな集まりだと思うのですが)、あれってあくまでも「オタクが集まる巨大な一つの同人イベント」ですよね。

 あそこに参加している人たちも、もちろん一部に『お客様意識』たっぷりの人もいるんでしょうけど、オタク全体の前提理念としては「同人イベントに来る人は『参加者』だ」あるいは「『参加者』であるべき」となっていると思ってたんですが……そうなんですかid:m68kさん。

 私が元々勘違いしてた? 規模の問題? お金が絡むから? 単なる世代間格差論とは思いたくないんだけどなあ……っていやいやいやいやいやいや、俺まだ若いからまだ20代だから。俺はまだ若い俺はまだ若い。


2.すいませんすいません自分ニコマス厨っすごめんなさい

 あああもう何でもかんでもニコマスに絡めてさらに自分語りをしたがるのは自分の悪い癖だ。興味ない人は勘弁してください。


上記の件と絡めてニコ動について考えてみたのですよ。

 すいません飛躍しすぎですね。ニコニコ動画という巨大な『場』があって、それぞれのうp主さん達が自分の作品を提示している……とは言っても、実際に足を運んで面と向かってお金のやり取りをする『場』と、web上にのみ存在していてほぼ無料で閲覧できる『場』では意味が違いすぎる。そもそも「同人」かどうかすら曖昧。まあ、私はどこまでもニコ厨で、どうしても連想してしまったもので。


 で、私がニコ厨として、見る側の人間としてそこに求めるのは、やはり「面白さ」「楽しさ」「気持ちよさ」そして「共感」なのです。

 「こういうのって面白くない?」とか「こうやってみたんだけど楽しくない?」とか、あるいは「こういう切り口で行ってみたんだけどどう?」とか「こういう解釈面白くない?」とか、そういう主張とか提案に対して、面白がったり、心地よくなったり、「あるあるwww」とか「ですよねー」と共感したい。

 そして、逆にうpする側としても同じだと思うのですよ。そういう主張や提案をしたいのだと思うのです。特に『歌ってみた』や『演奏してみた』や『踊ってみた』や『描いてみた』の皆さんの動画からは「どうよこれ? 面白いっしょ? 楽しいっしょ?」ってのが凄く良く伝わってきて楽しい。

 というか、私が動画を作る際も「このキャラクターはこういう魅力を持ってるんだけど、初心者の皆さん、どう?」とか「このキャラクターにはこういう魅力もあると思うんだけど、ファンの皆さん、どう?」とか「この人がこういう動画を作ってるから初心者の皆さんは観てみてよ。ファンの皆さんはどう?」というスタンスで作ってます。

 私はそれに対して共感、あるいは反論が欲しいのですよ。「あるあるwww」でも「なるほどなー」でも「ねーよ」でもあるいは「wwwww」だけでもいいから。

 私の作った動画はニコ動の中でもニコマスの中でもかなり特殊な部類に入ると思いますが、アイマスに限らず大半のうp主さんも「楽しいよ」とか「面白いよ」とか「すごいぞ」等の反応や、「共感」「異見」「指摘」が欲しいんじゃないかなーって思うのです。もちろん東方界隈の皆さんも。

 それは、目に見えるコミュニケーションを行わないオタクとしてギリギリ繋がりを保って、自分を、自分達を「オタク」と規程して悦に入る唯一の手段。オタク活動の前提部分だと信じたいのです。「東方界隈」とか「オタク」という巨大な括りの中で「お客様意識が前提の人」がどの程度居るのかは分かりませんし、そもそも現代のオタク業界にあってそれがいけないことなのかさえ分かりませんが、作品を通じた共感のし合いというのは、非コミュの多いオタクにとっての前提であり、最後の砦、最後の綱だと思うんですよね。

 やっぱお金が絡むと違うのかなー、それとも現実のイベントとネット上の『場』の違いか、あるいは世代間の違いか……っていやいやいやいや、俺はまだ若い、俺はまだ若い。

やっぱり自分勝手な幻想なのかなー。


んー、まあいいや。とりあえずいおりんのMAマジ(割とマジで)最高!