たまにはアイマスでもニコニコ動画でもない記事を書いてみる
いやーなんだか疑似科学の論争が激しいですね。finalventさんの所でも一悶着あったようですが、科学や疑似科学についての論争は面白いので色々拝見させていただいております。
私自身は所謂『科学』そのものに疎いので、論争の内容に言及するのは避けるのですが、本日は一寸見て頂きたいサイトがあるのですよ。それがこちら
さんなのです。というわけで何も言わずこちらのテキストを読んでみてください。
・という
コレが件の疑似科学論争の中で発表されていたらまたナンヤカンヤとあったかもしれないテキストなのですが、大西科学さんではこういった社会科学系のお話や科学のネタ話、あるいは科学を軸にしたフィクション等を『雑文』としておられます。私の一番好きなテキストサイトです。
管理人兼作者さんはジャッキー大西さんという方なのですが、最近ではそのままズバリ『大西科学』というペンネームでライトノベル作家としても活躍しておられるので、そっち方面で詳しい人には有名かもしれません。代表作は『ジョン平とぼくと』(GA文庫)。最新作は『晴れた日に鯨』(GA文庫)。
はてなで有名なのはこちらの雑文でしょうか
私の、科学と疑似科学に対する姿勢は『トンデモ本の世界』と他いくつかの本とこの大西科学さんによって培われたわけですが、今回の論争の中で疑似科学や社会科学に興味を持った人に何本かの『雑文』を読んでみてもらいたいなと思ったので紹介してみるよ。
大西さんの科学論・社会科学論の中でも特に面白いのがこちらの6本。
・事故はいつも明日起きる
原子核とかその辺のお話。
・振り子の下
科学に対する姿勢について。
・大切なのはリスペクト
スピリチュアル某
元々大学で研究者を目指していた方で現在もそれ系のお仕事をなさっているということなのですが、その経験を活かした、科学を絡めたお話が非常に面白い。文章の語り口が洗練されている上に、文系の私のとって科学のお話はとても新鮮。
特に数学系のお話が面白かったり。
・あんたばかね
ジャンケンホイホイ
・レベル7
数学と心理の境界
かと思えばしょーもない文章で笑わせてもくれるところも大西さんの魅力の一つ。
・世界を支える棒
座って考えること
ラノベ作家なだけあって、フィクションも面白い。
・カレー皿の上の夏休み
ほのぼの系のベスト
・静子の海
2050年頃を想定したSF系。シリーズあり
・終末の空
滅亡30分前の世界
などなどなどなどなどなど良作が溢れ返っています。800本もあるので、正直飽きません。特にお勧めする回を幾つか私のブックマークにまとめておいたので、そちらからどうぞ。
科学論の一助に、昼休みの暇つぶしに、ぜひ大西科学さんを読んでみてください。
ジャンルは違いますが、私もいつかこんな文章を書いてみたいです。